借金と相続|財産だけでなく借金も背負うので要注意!

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借金と相続

相続には借金もある

相続というと亡くなった家族や親族などが所有していた住宅や土地などの不動産をはじめ、預貯金や株式、現金や貴金属、宝石などが貰えてお得というイメージを持っている方も多いことでしょう。

ですが、相続ではプラスの財産だけでなく、マイナスの財産も引き継ぐことになります。

亡くなった人の権利をはじめ、義務も承継するのがルールなので、借金と借金の返済義務も受け継ぐことになるのです。

そのため、借金が多い人の相続をしてしまうと、相続人が借金の返済に追われてしまうケースも少なくありません。

間もなく亡くなる家族に多額の借金があることを知っていたり、少額であっても借金があるのを知っていれば、まだ覚悟もできたり、どうすべきか考える余裕もあります。

ですが、相続したら住宅や現金が貰えると考えていたのに、借金があると驚く方や困る方も少なくありません。

借金の返済義務も相続してしまったら

借金を相続した場合、原則としてその金額の全てを返済する必要があります。

相続した財産が土地など換金性の低いものばかりで、現金がない場合には、相続した人が自分の現金を使ってでも返済しなければなりません。

返すお金があれば良いですが、現金や換金性の高い預貯金などを持っていないと困ることになります。

もし、返済資金がない場合、どうしたら良いのか対策を検討しましょう。

①プラスの財産に比べて借金がわずかの場合

承継した借金の金額がごくわずかで、相続した預貯金や相続人ご自身の手持ちのお金でも返済ができそうということであれば、そのまま返済するのがおすすめかもしれません。

もちろん、自分で背負った借金でないのだから返す義務はないと不満に思う方もいることでしょう。

ただ、相続した預貯金や現金で賄える範囲、相続した不動産や貴金属などの価値のほうが高いと思えば、プラスの財産を受け取った分、自腹で返済したほうがトータルで見てお得です。

また、亡くなった方が背負った借金とはいえ、借りたものは返さなくてはと思われる人も、相続財産やご自身のお金で返すということになるでしょう。

②借金を可能な限り返したいけれど自腹は嫌な場合→「限定承認」

自分がした借金ではないとはいえ、家族がした借金は返したい、けれどあまりに金額が大きく、自分で払うのは辛いといった場合には「限定承認」の手続きを取りましょう。

限定承認をすると、借金全額を相続人の財産をもってしても返す義務がなくなり、相続したプラスの財産の範囲で返せばよくなります。

たとえば、借金が500万円あって、預貯金が300万円、それ以外に相続した財産はなかったとします。

その場合に限定承認の手続きを取れば、相続した300万円で借金を返せば、200万円を自腹で返す必要はなくなります。

限定承認をするには裁判所で相続を知ったときから原則として3ヵ月以内に、所定の手続きを取らなくてはなりません。

期間が限定されているので注意しましょう。

③借金がプラスの財産を上回っている場合→「相続放棄」

借金が高額でプラスの財産を大きく上回っている場合は「相続放棄」も検討に値します。

たとえば、プラスの財産がほとんど見当たらず、借金だけの場合や借金の金額が多額でとても返済は難しい場合などが考えられます。

相続放棄も原則として3ヵ月以内に裁判所で手続きをすることで認められるものです。

相続放棄をすれば、プラスの財産も一切受け取る権利を失う代わりに、借金も承継せず、返済義務を負うこともありません。

相続財産に借金がある場合、相続人が自腹でも返す、相続したプラスの財産の範囲で返す、全ての相続権を放棄するといった選択肢が考えられます。

相続する財産を使って家業を行っている場合をはじめ、将来のことも踏まえて、よく検討して決定しましょう。