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お金以外の資産
お金以外の資産にはどんなものがあるか
現金は物を買うにも、医療をはじめ、さまざまなサービスを受けるにも、税金や公共料金などの支払いに充てるにも欠かせないものです。
安心で快適な生活を送っていくうえで欠かせない手段ですが、お金以外にもさまざまな資産があります。
親や祖父母から受け継いで管理してきた資産をはじめ、お金で購入したうえで運用をするものなど種類も多彩です。
資産はそのままで価値が認められても、いざ価値を具現化するには売却の必要などがあるものも多く、換金性や流動性がどの程度認められるかが、お金と比べた使い勝手のよさで比較できます。
使用することで利益を生み出す不動産
不動産は資産価値が高い代表的な資産です。
もっとも、所有しているだけでは利益を生み出さず、固定資産税などの税金や管理費用などのランニングコストが発生します。
居住用の建物や宅地は家族が安心して暮らせる生活拠点として価値がありますが、税金やメンテナンス費用は発生します。
賃貸住宅のように家賃の支払いをせずに暮らすことができ、必要亡くなった際やいざまとまった資金が必要になったという際に売ることが可能です。
換金性はあるものの、すぐに売れるとは限らず、流動性は低いです。
また、居住用以外の不動産については土地を駐車場として貸すことや建物を賃貸することで利益を生み出します。
価格変動が激しい株式やFX
株式やFXも資産の一つですが、日々、価格が変動するのが特徴です。
運用がうまくいけば、大きく増やすことができる一方で、金融情勢などによっては大きく下落して損失を出すリスクもはらんでいます。
元本保証で安定性のある預貯金
普通預金は利息は低いですが、元本保証がある安定性のある資産で、引き出せばすぐに使える流動性や換金性にも優れた資産です。
定期預金については流動性はやや制限されますが、中途解約すれば元本保証ありで活用可能です。
ただし、ペイオフにより1,000万円以上の元本保証がないので、信頼ある銀行に分散して預けるのが資産を守るコツになります。
デフォルトリスクが多彩な債券
債券は国や会社などが発行する負債で、保有中は利息が付き、定められた期間満了時には戻ってくる証券です。
ただし、確実な利払いや元本の返還があるかは、その国や会社の財務力にかかっています。
日本や米国などの国債は基本的に安定していますが、米国債は為替リスクがあります。
企業の社債や経済成長中であっても不安定な国の場合には、デフォルトリスクがあるので注意しましょう。
選び方が難しい投資信託
投資信託は株式や債券などが含まれ、リスクを分散しながら運用が可能です。
含まれる株式や債券の種類や為替リスクがある海外の資産も含むかは、その投資信託によって異なります。
手数料やリスク、利回りなどがそれぞれ異なるので、商品選びが難しいのが特徴です。
万が一の保障にもなる生命保険
生命保険は死亡時など万が一の際に、現金として具現化し、遺族の生活を保障してくれます。
定期保険は保険料は安いものの、保険期間中の資産性はないですが、万が一のときには大きな保険金を得られます。
一方、終身保険や一時払いの資産性のある保険の場合、保険期間中も解約することで資金化ができ、利率や期間の経過によっては、解約返戻金が払い込んだ保険料額を上回ることがあります。
価値が見えにくい美術品や骨とう品
美術品や骨とう品なども資産の一つに数えられます。
もっとも、明らかな価値が認められるものを除き、本物であるかわからないものについては、査定などを受けて価値を確かめておく必要があります。
実際にいくらで売れるかで価値が決まるので、いざというときの頼みの綱と言えるでしょう。
「資産」には広義と狭義の二つの意味が存在します。資産家などと呼ばれるように、一般的にはお金持ちをイメージさせる意味で使われることが多いです。
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